「ディーゼルゲート」以前、日本では「ゴキゲン♪ワーゲン」アメリカでは「Das Auto(これが真の車だ)」という強気な宣伝戦略をとっていたVWですが、ポロに関しては乗っていると本当にゴキゲンになってくる車でした。
他ブランドのドイツ車は一般的に言って、スタビリティーやハンドリングなど、ドライバビリティが非常に高い一方で、視界や操作性がわるかったり、乗り降りがしづらいなど親しみやすさを感じない車が存在します。
しかしVW、特にポロやゴルフといった車は、日本車的な親しみやすさと、高い基本性能が両立されていると感じます。ボディー、シャシー、サスペンション、ステアリングなどは全てがかっちりしっかりと作られており、峠道を走るのがとても楽しいです。
それでも現状、Bセグハッチバックを買うなら、スイフトが一番だとは思いますが、このポロがフルモデルチェンジを果たしたら、一体どれほどのレベルのものが出来上がってしまうのか、末恐ろしいものは感じるところです。
撮影地:秋田県由利本荘市、にかほ市