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グランツーリスモ 7 ホンダ・S660

グランツーリスモ 7 ホンダ・S660

グランツーリスモ 7 ホンダ・S660

S660(エスロクロクマル)は、本田技研工業が開発、販売していた軽自動車規格の2人乗りオープンスポーツである。2015年3月に生産を開始し、2022年3月をもって生産終了、同年4月末をもって販売終了となった。

概要
本田技研工業が開発したモデルとしては、1996年に販売を終了したビート以来、約19年ぶりに復活した軽規格の2シーターオープンスポーツカー。高い旋回性能にこだわり、駆動方式にミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用するとともに、手軽にオープンエアドラインビングを楽しめるよう、脱着式ソフトトップ「ロールトップ」を装備した。エクステリアは「次世代電動スモールスポーツコンセプトモデル」として2011年の第42回東京モーターショー2011で公開された「Honda EV-STER」をもとに軽自動車用に再デザインし、2013年の第43回東京モーターショー2013で公開された「Honda S660 CONCEPT」のイメージを受け継ぐデザインとしている。なお、生産はホンダオートボディー(旧:八千代工業株式会社 四日市製作所)にて行われている。

企画そのものは、本田技術研究所設立50周年を記念し、社内で「新商品企画提案」が開催されたことに端を発し、応募総数約800件の中から第1位に選ばれた当時26歳の椋本陵の案が原案となっているが、1988年生まれの椋本は、上述のビートに対するリメイクが一切ない状態で企画を提案した。

入社4年目だった椋本は上述の経緯から、2011年にS660のLPL(ラージプロジェクトリーダー、開発責任者)に史上最年少で選出された。椋本はモデラー部門在籍故にエンジニアの経験がないため、LPL代行としてLPLやPL(プロジェクトリーダー)経験のある3名のベテランエンジニアをバックアップに充てたものの、それ以外の開発PLは、平均年齢30代のメンバーで構成されている。

製造・販売終了
2022年3月をもって製造、販売が終了される。背景には、カーボンニュートラル(脱炭素)の推進と、そのための電動化の推進がある。ホンダが掲げる電動化路線にはハイブリッド車も含まれず、すべてEVか水素燃料自動車であり、ハイブリッドも含めて内燃機関のすべてが否定されている。日本の道路を走る約半分は軽自動車だが、治外法権のように電動化から逃れてきた軽自動車も、より強力な電動化に進まざるを得ない風潮とは無縁ではなかった[7]。

メカニズム
エンジンはN-BOXをはじめとするNシリーズに搭載される「S07A」型ターボエンジンをベースに、新設計のターボチャージャーを採用した改良型を搭載。トランスミッションは、エンジンパワーを最大限に活用するためワイドレンジ&クロスレシオに設定した軽自動車初の6速MTを新開発。さらに、スポーツモードへ切り替えが可能な7速パドルシフト付CVTを設定した。吸・排気音、ターボチャージャー作動音、アクセルオフ時に過給圧を開放するブローオフバルブ音などに独自のサウンドチューニングを施すことにより、スポーツカーならではのエンジンサウンドを実現している[9]。CVT車にはアイドリングストップ機構を装備することで、JC08モード走行燃料消費率において6MT車が21.2km/Lに対しCVT車は24.2km/Lいう数値を、WLTCモード走行燃料消費率においてCVT車が20.0km/Lに対し6MT車は20.6km/Lいう数値を実現している。

シャシーはミッドシップエンジン・リアドライブレイアウトの採用により前後重量配分を45:55とし、慣性モーメントの最小化とトラクション性能の向上を図った。サスペンションは前後ともストラット式を採用[注 2]。また、軽自動車としては初となる電子制御システム「アジャイルハンドリングアシスト」を採用。車体の動きに応じたコントロールに「ブレーキ制御」を活用することで、コーナリング時に狙ったラインをトレースしやすく、少ないステアリング操作でスムーズな車両挙動を実現する機能である。

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