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スズキの軽自動車、ラパンのサイドステップ取り付け部分に使用されているキャップについて解説します。
このキャップは、車体側面のサイドステップを固定するための穴に装着されている白いプラスチック製のパーツです。
経年劣化により、キャップが割れたり外れやすくなることがあります。特にラパンSSでは、左右にそれぞれロッカーパネル側の穴が6か所ずつ、合計で12個のキャップが必要となります。
古くなったキャップは車体から脱落しやすく、外見の問題だけでなく、サイドステップの固定力にも影響するため、定期的な点検と必要に応じた交換が重要です。
交換のタイミングとしては、キャップが割れていたり、手で軽く引くだけで外れてしまうような状態が目安です。見た目が黄ばんでいたり、ツメの部分にヒビが入っている場合も交換を検討してください。
取り外しは、キャップを丁寧に引き抜くだけですが、うっかり押し込んでしまうと、車体の内部に落ちてしまい、取り出しが難しくなります。実際に作業中、2個が穴の中に入り込み、1つはなんとか取り出せたものの、もう1つは見つからず断念したケースもあります。
古いキャップを外したあとは、取り付け穴まわりを軽く清掃し、錆が出やすい場合は防錆スプレーを吹いておくと安心です。
新しいキャップは、パチンとはめ込むだけで簡単に取り付けができます。力を入れすぎず、まっすぐ押し込むようにしてください。
取り付け前に方向を確認し、爪がしっかりと引っかかる位置で固定されているかを目視でチェックしましょう。
この部品は、純正品の交換用として用意されているので、フィッティングも問題なく、しっかりと取り付きます。
外装部品の補修やレストアを行う際にも、見落としがちな部分ですが、確実に対応することで、全体の仕上がりや車体の保護にもつながります。
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