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【VW Tロック ブラックスタイル 新型試乗】VWの販売台数ナンバー1、その人気の理由…島崎七生人

  • 2024.03.18
  • VW
【VW Tロック ブラックスタイル 新型試乗】VWの販売台数ナンバー1、その人気の理由…島崎七生人

【VW Tロック ブラックスタイル 新型試乗】VWの販売台数ナンバー1、その人気の理由…島崎七生人 2023年の年間登録台数輸入SUVカテゴリーでVW『Tロック』は6596台を記録、No.1の座についた。ちなみに2位は同じVWの『Tクロス』(6179台)。導入年次がより新しいとはいえ、現状のVWのSUVの3兄弟で、長男の『ティグアン』以上に次男、三男が健闘をみせている。 ちなみにTロック(英字の“T-Roc”の表記のほうがシックリくる?)はティグアンをややクーペ風味に仕立てたようなモデル。試乗車は“TSI Black Style”と呼ぶ昨年11月に追加された特別仕様車で、内外装の各所をブラックにコーディネートさせるとともに、T-Roc Black Style専用のデザインをあしらうなど、デザイン性をさらに高めた(以上、VWの説明より)。 TSI標準の17インチに対して18インチのブラック塗装のアルミホイールも装着。エンジンは1.5リットル TSI Evo(インタークーラーターボ、150ps/25.5kgm)を搭載、7速DSGを組み合わせる。9.2インチ大型全面タッチスクリーンの純正インフォテイメントシステムDiscover Proも標準とする。 Tロックそのものは2020年7月の導入時、最初のモデルを「レスポンス」でもレポートしたが、実車は初期型に対して随分と洗練&進化したという印象。とりわけ乗り味のしなやかさが増したことは今回の試乗で実感した点。 18インチタイヤながら街中、高速問わず乗り味はスムースかつしなやかで、我が家の乗り心地評価担当のシュン(柴犬・オス・2歳)からもダメ出しは一切なかった(のは写真の表情からもご想像いただけよう)。カレは前後してTクロスにも試乗済みだが、優劣ではなく、CセグとBセグの差分から、Tロックのゆったりとした挙動は人以上に(!)快適に感じたらしい。 いっぽうインテリアも2022年7月以降のモデルでは、インパネに型押しながらステッチ入りのソフトパッドが用いられるなどし、大きく質感を高めた。また9.2インチのディスプレイをインパネ中央に独立して配置したレイアウトもマイナーチェンジ後のモデルの証。個人的な見解だが、静電容量方式のタッチパネル化してしまった空調関係の操作系は未だ操作にコツが要り、初期型の愚直だがわかりやすい物理ダイヤル

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