日産サクラを「手放す人が続出している」と言われます。中古車サイトのカーセンサーで売りに出ているサクラは1,196台(2026年10月17日)。ただ、日産の発表で約10万台売れた中で見ると100台に1台ほどで、ガソリンの軽のデイズとほぼ同じ割合でした。多く見える理由は、走っていない試乗車やお店の登録の車と、2026年6月に期限を迎え始めた補助金の4年の決まり。一方、ガソリンの軽より値下がりが大きいのは本当で、新車にだけ出る補助金の大きさが中古の値段を押し下げています。4年乗ったサクラの電池の残り、中古のサクラが合う人の条件もまとめました。
▼チャプター
0:00 冒頭:売りに出ている1,196台
1:33 日産サクラとは
2:29 100台に1台
4:11 走っていない中古
5:50 サクラの4年の約束
7:30 サクラの値下がり
8:41 新車のサクラの値段
10:20 サクラの電池
11:35 サクラの売れ行き
12:48 サクラが合う人
13:58 サクラの続出は本当か
▼動画で言えなかった注意書き
・中古車の台数は、中古車サイトのカーセンサーに2026年10月17日に載っていた数です。ほかのサイトにだけ載っている車は含みません。同じ車が別の店から重ねて載ることもあります。
・デイズの台数は、2019年3月からの型だけを数えています。サクラは発売から4年なので、古い年式の車がありません。同じ割合でも、サクラのほうがやや早く手放されているとも言えます。
・1万km未満の中古の中に、お店の試乗車や未使用車がどれだけあるかは、サイトの数字からは分かりません。
・補助金の4年の決まりは、自家用で国の補助金を受けた車のものです(レンタカーなどは3年)。返す額の「残りの月の分」という計算は、2022年度の補正予算以降の補助金の場合で、それより前(2022年夏の最初の購入者の多く)は、売った値段×補助金の割合で計算します。
・東京都の補助金は、2026年7月1日以降に登録した車の額です。約97万円は日産の試算(国58万円+都90万円)で、太陽光発電や再生可能エネルギーの電気の契約などの条件で、さらに上乗せがあります。
・買取の値段は、価格.comに載った査定の実績(閲覧時点の値)で、グレード・走った距離・色で大きく変わります。サクラの4年後の割合は、グレードをまとめた相場と、Xの定価で比べた目安です。
・日産の「バッテリー状態書」は、2026年10月の時点で、千葉の一部の販売会社のリーフだけが対象で、サクラは対象ではありません。電池の保証での修理には、車の状態による条件があります。
・電池の残り約86%は、1人の持ち主が測った1台の記録です。使い方で変わります。
・「約1.2%」「約1.1%」「1.5%」「2.3%」「約4割」「約半分」「3分の2ほど」「27万5千円」「10往復ほど」は、公開資料の数字からの当チャンネルの計算です。
▼出典
(公的機関・企業の発表はURLつき。民間メディアは媒体名・見出し・日付のみ)
・次世代自動車振興センター「令和7年度補正 クリーンエネルギー自動車導入促進補助金 応募要領」 https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_youryou_1.pdf
・次世代自動車振興センター「Ⅲ.計画変更・財産処分」 https://www.cev-pc.or.jp/hojo/pdf/R7ho/R7ho_youryou_3.pdf
・日産自動車「日産サクラ 補助金・優遇策」 https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/sakura/specifications/subsidy.html
・日産自動車「『日産サクラ』をマイナーチェンジ」2026年4月16日 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/260416-01-j
・日産自動車「新型軽 電気自動車『日産サクラ』を発表」2022年5月20日 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/220520-02-j
・日産自動車「『日産デイズ』『日産ルークス』を一部仕様向上」2022年9月15日 https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/220915-01-j
・日産自動車 中古車「8年16万kmのバッテリー保証」 https://u-car.nissan.co.jp/SOH/
・日産EVブログ「東京都がEV・PHEVへの補助金増額を発表、日産EVはいくらで買える?」2026年6月26日 https://ev2.nissan.co.jp/BLOG/892/
・東京都「令和8年度 EV・PHEVの補助上限額一部引上げ」2026年6月24日 https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/06/2026062415
・全国軽自動車協会連合会「軽四輪車 通称名別新車販売」 https://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku
・日本自動車工業会「2025年度乗用車市場動向調査」2026年4月14日 https://www.jama.or.jp/release/news_release/2026/3582/
・本田技研工業「N-ONE e:」発表 2025年9月11日
・日刊自動車新聞「日産『サクラ』、国内累計販売が10万台を突破 今夏にも一部改良」2026年7月10日
・日本経済新聞「日産のEVサクラ実質56万円、国・都の補助厚く 中古車と逆転現象も」2026年7月6日
・Motor Fan「ついに100万円切り、安すぎて大丈夫? 日産サクラの中古車は“買い”か“スルー”か?」2026年4月14日
・Car Watch「日産、軽EV『サクラ』発表」2022年5月20日
・AUTOCAR JAPAN「EVを牽引してきた『日産サクラ』国内販売10万台超を達成」2026年7月28日
・ダイヤモンド・オンライン「『ほぼ新車なのに安い』には裏がある!『未使用の中古車』が市場に出回るカラクリ」2024年8月18日
・カーセンサー「サクラ・デイズの中古車相場」(2026年10月17日 閲覧)
・価格.com「サクラ・デイズの買取価格・査定相場」(2026年10月8日・11日 更新)
・note「サクラでV2H【SOH追跡#04】」2026年9月7日
▼写真(Wikimedia Commons・作者と利用条件)
・日産サクラ X(2022年):オーバードライブ83(CC BY-SA 4.0)
・日産サクラ X(2023年):Mr.choppers(CC BY-SA 4.0)
・日産サクラ G(2024年)・X(後ろ):TTTNIS(CC0)
・日産サクラ G(ショールーム)・販売店の前のサクラ:先従隗始(CC0)
(2026年に改良したサクラと日産デイズの写真は、日産自動車の報道用写真から引用しました)
▼関連動画
・スズキeスカイの電気代は月1,400円|家で充電できるかで、得か損かが決まる https://www.youtube.com/watch?v=upJjFFT9u-c
・トヨタのCVTも壊れやすい?100万km走ったプリウスの変速機にベルトがない理由 https://www.youtube.com/watch?v=UNOfwFwrDcY
・地球10周走れる車ランキング|アメリカの調査で27台中25台が日本車だった https://www.youtube.com/watch?v=JXnKQ6xI7t0
サクラに乗っている方、中古で探している方は、家で充電できるか、1日に何kmくらい走るかもぜひ教えてください。
※ナレーションは合成音声です。一部の写真風の画像(販売店・中古車の展示場・新しい車の列)は、AIで作ったイメージです(画面右上に「イメージ(AI生成)」と表示)。図・グラフ・アニメーションは当チャンネルで作図しました。一部の映像はストック素材(Pexels・Pixabay)です。BGM:OpenTracks(旧DOVA-SYNDROME)。
#日産サクラ #軽EV #中古車